開発関係、制作関係それぞれで2時間程度をとって行いました。
開発では、今動いている案件の話とか、今やっているものの話を順次していきました。
開発2課によるコンバート関係は、引き続き写研データの調整や、入稿されるAccessデータを解析してEdianに流すとか、ワード2007のXMLを解析して数式を抜くとか、そういったものと、
あと、新しい試みでInDesignで作った商品カタログのデータから、CouchDBという究極?のKey、Value型DBへの取り込みという、ずっと山本さんが言っている、今で言うNoSQLですか、そういう試みの途中経過の発表でした。
※↑はInDesignからcouchDBにぶっこむスクリプトを実行するところ
※↑はCouchDBにとりあえずぶっこんだところ。
商品カタログ系DTPとコンテンツをどうするかの将来像、可能性が見えた気がします。
もうここまでくれば、既製品がほんとに必要なくなりますよね。これから、どんどんオープンソース系の技術がこの業界にも浸透してきて欲しいです。
続いては、PAGE2010でサンプル出展する絵本を作るAIRアプリの途中経過。
AIR2.0への取り組みは、AdobeAIRDayへの参考出展などで取り組みをしているわけですが、FlashCS5からは、TLF(Text Layout Framework)が、InDesignと同じエンジンになるそうで、なんだかAdobeという枠の中でどんどんやりたいことが出来ていく感が、急速に進行していてとても面白くなってきています。
↑Flex4の上で縦組み表現しています。
その他、データ差分をとるためのプラグインとか、バリデーションチェックのモジュールとか、日々必要なものがざくざく出来ていっている感じでした。
制作では、大量ページものが多いわけですが、それをどういう手順でやるか、その手順が正しいのか、といったところを検証しつつ行われました。
これからもっとも心がけていくべき「テクニカルDTP」という分野をしっかりと認知させていくには、いつも同じでやり方が変わらないものについては、しっかりと手順書を作り、ただ作るだけじゃなく、それをやってみて、さらに問題・課題がないか追求し、誰でも出来る状態、誰がやっても同じ結果が得られるように、漏れ、ミスのないようなフローを構築しなければいけません。2009年は試行錯誤の中、粗が目立つときがありましたが、2010年は、その点をしっかりと抑えていくんだ、と結んだのでした。
その後は、忘年会!
紆余曲折、なんだかんだありながら、なんとか年越しできました。
いつも応援していただいている方々に心から感謝いたします。
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