2009年12月10日木曜日

中間データを意識してWikiで文章を書いてみた

Wiki書式を中間データにして、InDesignとかMC-B2に持ってこう、なんて企画があって、実際お客さんに言ってみたらサンプル的な題材をいただくことができたのでやってみました。
※公開はできないですが。

「文書構造」なんていうと、XMLを思い出してしまいますが、ぱらぱらとその辺の本を見てみれば分かりますが、「ルールは、あるようでない」のが普通。なのでXMLとか考えるのはやめましょう。

今日あるお客さんのところでも、「XMLは機械(システム)同士のやりとりのためにあるだけで、人間がタグ打って作る物じゃない」という話で盛り上がりつつ、数年前は、それしかなかったから進めてた学会系のって、そろそろ変えませんか?的な提案をしないとな。。。

マニュアルとか、書き物自体が一定の構造を持っているもの、持っていた方がいいものは別として、たいがいの読み物は、ルールはなかなか作れないので、それならば「書式」として統一性を持たせる方向で考えた方が素直じゃないかということでWikiなのです。

XMLだと書式、スタイル、レイアウト、文書構造が一緒くたに考えられがちで、混沌とし過ぎて、「結局、何でこうするんだっけ?」みたいな意味不明の作業になってしまいます。

とりあえずWiki書式で書いておいて、複数の著者が好きなように書いたやつを統合するときに、全体のバランスをみて、揺れの調整をばっさり掛けてしまう感じで、一度に難しいことをやろうとせず、徐々に整合性をとっていくようにすれば、深く考えずにいけるかなと。
それよりもまず、DTPにしかなっていないデータをちゃんとその他メディアとも行き来できるコンテンツとして集約していかないと、とにかくもったいない気がしてならないのです。

なので、次のステップは、WikiをB2とInDesignに落とし込みをする予定になってます。

0 件のコメント: