ずっと続きを書いてないので、どこまで書いたか忘れてしまいましたが、
InDesign、EdianWing、MC-B2というところにとりあえず絞って考えると、向いている案件、向いてない案件てあるよね、というところまでだったですね、多分、、、
制作現場では、あまりアプリに固執してしまうと、そればっかりになって、アプリが持つ機能として、できるできないという議論になる可能性が高く、違うアプローチから開発されたアプリではさっくり解決できてしまったりすることもある。
なので、導入はしないにしても、広く検証なりしておかないと、全体として良くならない。
今回は、流し込みの視点で、どうなの?を見てみます。
それぞれ持ち味が違うので、組版機能で出来る、出来ないというのはありますが、
流し込み自体は全部対応していて、EdianWingはトリガー、MC-B2はB2タグ、InDesignもタグテキストと、いうことで、それぞれで流し込みができます。
これまたそれぞれですが、流し込みを補助するようなツールもあったりします。
流し込みを選択する時点で、大量ページものでないと、設計にかかる時間がとれないので、意味がないですが、スタイルの機能を持つ(当たり前なんですが)、InDesign、MC-B2の方が、まとまりがつきます。
そして、これからは流し込みだけじゃなくて、取り出しというのも考えていかないといけませんので、さらにスタイルの概念が重要になってきます。
もうひとつは、手をいれやすいデータにできるかどうか。
この辺りは、長い組版専用機の流れを組むEdianやMC-B2の方がよさそうです。
しかし、InDesignは、スクリプトという強力な魔法が存在するので、そういうのもカバーできるかもしれません。
MC-B2の表機能は、セル内の泣き別れができるのは素晴らしい。
でもInDesignのエクセル連携する表もこれまた素晴らしい。
両方とも、表もスタイルという位置づけになっていて、扱いやすい。
組版アプリは、組版作業を、いかに短い時間でやるか、というチャレンジに対して、失望させない将来性を持っている必要があります。
組版作業では、繰り返し作業を自動化するというのは、無くてはならない手法です。
そしてまたその部分を、組版仕様として、例えばスタイル、スクリプト、マクロなどで、ドキュメント内に管理できる、というのはかなり強力な支援機能だと思います。
そう考えると、総合的にみて、それができるのは、MC-B2かInDesignだろうなと。
Edianにスタイル機能がついてくればちょっと機能として魅力ですが、価格がなぁ、、、
安定性と歴史でしばらく前まではいちおしでしたが、ここまで周りが整備されてくると、決定打に欠けてしまいますね。頑張れEdian。
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