2009年12月9日水曜日

制作フローを分析してみて思ったこと

分析といってもあんまり大袈裟なものでなくて、入稿から納品まで、どのようなフローになっているのかなと、再確認したかったのでやってみました。

久々のオムニグラフ登場で、こいつぁ使えるねえ、とぶつくさ言いながらやってみたわけですが、だいたい出来たものを眺めてみて、

「うーん、分かりにくい…」

確かに、分かりにくい。。。矢印が各方面に出ていたり、分岐が多かったりということで、
気付いたのは、

「分かりにくい=作業が複雑化しすぎている」

複雑化は、無駄を生み、ミスを誘発する可能性があるので、これはなんとかせにゃいかんなと。

メールとかFTPとか、PDFとか便利なシステムや機能がたくさん出てきていいんだけど、乱立してしまったり、それぞれの連携を考えていないと、分散、複雑化するだけで実は時間が余計にかかっていることがある。そもそも時間を短縮するためのものだから。

確かに、これだけ複雑になっていると、迷いが多くなるので、初心者ほど、作業の手をストップさせてしまうとか、作業の流れを見渡せないので、その人しかわからなかくなっちゃう、という、「なんかよく分からないけど時間がかかってる」理由のひとつなんじゃないかと思えてくる。

作業はパターンな訳で、こうきたらこうする、こうきたらこれらの選択肢から一つ選んで次へ進む、というだけ。通常の制作業務で新しいパターンが存在してくることはまず無いと思う。(多分)
出会ったことのない新しいパターンのように思えるのは、それを単品で考えてしまうからで、何かの派生、何かの類似として、パターンにはめれば驚くことはない。たまに、今までやってきたとおりにしかできない人がいますが、そういうパターンを外れた瞬間こそ、いつもどおりやればいいし、今までの経験から何かと何かが繋がって、こうすればいいじゃん!という発想が生まれやすい瞬間でもあると思うのです。

もうちょっと事情を聞くのと、所々でトラップしようと思います。

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