JGATの発表によると、来場者数は、
【3日間合計】65,220人(前回64,760人)
だそうです。全体的には変わらずといったところでしょうか。
newcastのブースはカウントしてませんが、自分の感覚でしかないですが1.5倍以上はあった気がします。ありがとうございました。
検版ツールのクラウド版 dproofs?
何度も説明するうちに、立ち寄られた方へ声をかけるときのキャッチコピーになっていました。これは、流れてくる人たちが「あー、検版ツールね」といっていたので、借用したのですが、dproofsは、いわゆる検版ツールとはちょっと違う気がするので、その立ち位置を検証したいと思います。検版ツールの分類
検版ツールというと今回の展示会でもいくつかあるので分類すると、1. PDFを解析して比較・検査
2. RIP後のラスターデータを解析して比較・検査
3. 現物をスキャンして比較・検査
どちらかというと、これらのツールはDTPの工程ではなく、色校から後の工程での使用を想定しているものが多いのではないかなと。もしくはその発想を基点にして、前工程のための機能が付いている。
前工程と後工程の「人種」の違い
前工程=DTPと後工程=印刷、と大きく2つに割ってみます。どこかの会社で話していたことを思い出したのですが、後工程で使っている検査ツールを前工程でも使えば、ミスは減らせると思う、でも、つかわねえんだよな、、、と後工程の方が言ってました。何故使われないのか…
前工程は…
作っては変えての繰り返しでデザイン(データ)を作り上げていく工程の人たちだから、細かく毎回みても、ざっくり消える箇所もあるかもしれないし、そもそもデータ的なチェックをする時間が組み込まれていない。
後工程は…
ミスったら印刷がムダになって多大な損害が目の前にあるので、かなり神経質になってチェックする。
前工程は、データ的なチェックよりも内容が正しいかを重視して、後工程は内容よりも印刷事故を防ぐためにデータ的なチェックを重視する。
しかし、このままでは、後工程でのチェックに比重がかかりすぎるので、前工程で抑えられるところは抑えてくれ、というのが後工程の人たちの意見ではないかと思います。
dproofsで何が抑えられるか
dproofsで検知できるものは、「見た目の違い」です。事故の原因の一つである「見た目は同じでもDTPデータの作り方がおかしい」という部分にはタッチしません。また、文章がおかしいなども検知しません。あくまで「見た目」です。
左)dproofsが生成した差分PDF 右)Acrobatの出力プレビューで違いだけを表示
それは、日々繰り返される制作・校正の中に潜むミス
・間違えて文字・画像を消してしまった
・知らない間にボックスを触ってずらしてしまっていた
・変わるはずのないところが変わっていた
を検知することで、注意を促し、ミスの発生率を下げることができるからです。
これは、従来の校正では、「まさかそんなことをするはずがない」というのが頭にあるので、全てを見切ることはできません。また、「見た目」の目は「機械の目」であり、疲れによってかすんだり、経験にも左右されません。いつでも同じ結果を教えてくれます。
そして、制作作業と校正は繰り替えさえるものなので、誰でも簡単な操作で日常的にできる、ということも重要です。
一回こっきりの検査ではなく、何回も繰り返される制作作業でストレスなく検査できるツールでなければ、誰も使わなくなります。
dproofsは、こういった従来の事情を抑え、使い続けることで現場をしっかりカバーします。
前工程で抑えられることが増えれば、後工程での負担も減らすことができる、全体的な事故防止に繋がるのではないかと思います。
是非、お試し下さい!!
dproofs.comから新規登録でまずはフリープランでお試しできます。
IEは×なので、FirefoxかChromeでお願いしますm(_ _)m
使い方は、公式にもありますが、以前書いた記事にもありますので参考にしてください。
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