2009年7月27日月曜日

DTPの勉強部屋 第14回に行ってきました

昨日Twitterで、ブログ3本かかなきゃと言い放った後、爆睡zzz
お昼近くに目が覚めたとき、今日が何曜日か分かってなかったので、そうとう深いところまで行ってたと思います。帰って来れてよかった。。。

せっかく、浅田さん(psychocatさん)が、このブログを紹介してくれたのに、「ザリガニ釣り」の話だと「???」になってまぅーっ、、、はい、ということで。。。

なんと80名ぐらいですか、すごい人数集まってましたね。


セッション1.DTP作業を楽にするスクリプト入門


発表者:たけうちとおるさん(遊文舎)

現在、InDesign、Illustratorのスクリプトが50個ぐらいになって、
たけうちとおるのスクリプトノートからダウンロードできます。

そのスクリプトを1個ずつ、丁寧に解説してもらいました。
「へー…」と思いながら聞いてましたが、たけうちさんて、仕事もしながら、こういうのまとめてるんだよな、、、と。スクリプトを書く人は沢山いると思うんですが、ちゃんとまとめて、そして人前で紹介するというのは、、、よっぽど好きじゃないとできないですよねえ。

こういったスクリプトって、結構「使い捨て」になる可能性が高い。
だから、上手く出来ても自己満の世界で終わる可能性も高い。
スクリプトを書くこと自体は、それほど技術的にスゴイスキルが必要というわけではない。
誰でも「やろう」と思えば、絶対にできる。スゴイのは、実作業の経験、現場経験の中で、「やろう」「やってみよう」と思って実行に移せる実行力だと思う。多分好きか嫌いか、興味があるかないかの違いです。
その時には、時間がかかってしまうかもしれないけれども、経験を積めば、足し算できるものだから、徐々に効率は上がるはずです。

たけうちさんやせうぞーさんなど、参考にさせてくれるサイトもあるので、勉強するには敷居は低いと思います。まずは自分で試しながら、そのうち、ユーザーインターフェース(たけうちさんのはやっぱり経験豊富だからぱっと見使いやすい、使いたくなる)も洗練されてきて、使いやすくできれば、他の人にも喜ばれるようになると思います。DTPオペレーターは、仕事柄お隣の席に座っているオペレータとコミュニケーションするのもなかなかできない気がしています。そういうコミュニケーションのツールとしてもいいんじゃないかなと、あの大勢の参加者を見て思いました。

最後に見せてもらった、Rubyで作ってるのかな?Word→XML→InDesignタグテキスト出しする仕組みも面白かった。まずはクライアントで動くスクリプトを作って、それを活かしていけば、WEB入稿の仕組みを作ることも今はそれほど難しくないと思います。皆さん、というか僕もですが、もっと進めていきたいですね。

セッション2.自動組版のはじめの一歩


発表者:Psychocatさん

まずは自動組版とはなんぞやということについて、メーカーではなく、ひとりの現場の人間としての意見をまとめておられました。共感できる内容ばかりで、「自動組版」という言葉に踊らされてしまう、だまされてしまう、そういう幻想と現実について1時間ぐらい。いろんなところで、自動組版に関するセミナーとかありますが、こういう話がまず最初に語られるべきであって、製品紹介とか事例紹介とかいらないと思います。ほとんどの場合、現場に合わない。よいツールであるとは思いますが、結局何もしてくれない。大事なのは、その仕事に関係する人たちの「考え方をまとめていくこと」であって、、、そのあたりは、前に書いた気がするのでこの辺で。

懇親会で聞いたのですが、今おいくつか忘れましたが、プログラムを書き出したのは37歳からだそうです。そこから、AppleScript、Perlなどなど自分で勉強、実践しながら、ここまで来たそうです。スゴイですね。
当日の内容は、ここにあります。後半はこの内容に沿っていろいろとエッセンスを教えてもらいました。僕は実際試しながら聞いていましたが、とっても面白かったです。スクリプトだから、動かせばその場で結果が見える。そういう手軽さはDTPにとっても必要です。設計書なんてものはないんですよね。ハハハ。ここだったか、うちが最初に仕様を書かないのは。。。確かにこの手のものは、パッケージ商品にすることは難しいんですよね。あまりにパターン(レイアウトという意味じゃなく)がありすぎる。

まとめ



お二方の作ったものを垣間見ることができましたが、どちらも「相手が思う一歩先まで考えている」ということです。たけうちさんもPsychocatも、やりたいことに対して、こういうものが必要だろうとか、こういうときはこうするべきだという、現場経験から出てくるアイディアであったりするので、現場に採用されるのだろうと思います。
「現場のものは現場で作る」という発想は、幻想ではなく当然のことだなと思いました。
Psychocatさんが懇親会でちらりと仰ってた言葉で、「もし自分が作ったプログラムで何かおかしい結果を生んでしまったら、自分で全部直す。。。プログラムでね。」という気合いと責任感。この人はプロだなと思いました。

懇親会で見た風景



居酒屋なんすけど、、、たけうちさんによるNDD(飲み屋ドリブン開発)。
いいですねえ。今度は最初からお酒ありでやってもいいかも、ですね。飲みながら何か作る。
Grailsの忘年会のときやりましたね、そういえば。面白かった。

・関係ない話
今日はお子さんのお友達のおうちがやっている中華料理のお店に行って来ました。
麻婆豆腐絶品。四川なのかな、一瞬辛いんだけど後を引かない。日進市の「八兵衛」です。行くときは声かけてください。一緒に行きます。もちろん、アンタのおごりでね、、、はい、おやすみなさい。

3 件のコメント:

Psychocat さんのコメント...

それは褒め過ぎです。実際はもっとポンコツです。(^^;)

それと私は現在、0x2F歳です。

hikobey さんのコメント...

いつも御社に迷惑かけどおしの、堀田の印刷会社の悟理です。
PsychoCatさんの講演のときに、参加されているということがわかったので、日頃のお詫びを兼ねて挨拶しようと思ったのですが機会を逸しました_| ̄|○
久々に●ださんと会ったので、そっちで盛り上がってしまいました。

次回の学習会にも参加されますか?そのときにはぜひお話しさせてください。

ところで西尾まつりという超ローカルなお祭りに行かれたようですが、あちらの方にお知り合いでも?
ちなみに私は西尾在住です。

mkawa さんのコメント...

goriさん、コメントありがとうございます。
お詫びだなんて、こちらこそですよ。
次回も参加しますので、またそのときに。
ちなみに西尾は、奥さまの実家なのです。