2008年6月8日日曜日

組版教育メモ

今日は、アルバイト君にEdianWingを使って組版の教育を行った。
と、言っても教則本があるわけでもなく、自分でも作業しつつ、こいつを教材に使おう、という感じで進めている。

1.和文、欧文について
全角半角ともちょっと違う、その特性を伝える。

2.枠の基本属性と、特定の文字の基本属性をオーバーライドさせたときの注意点
基本は枠属性を使うこと。

3.枠の種類と使い分け
用途によっての使いわけ、特性など。

4.作業の前に原稿をよくみよ
作業には、必ずと言っていいほど繰り返し部分がある。
そこがどこかを探して作業ステップを減らすことを考える。
この作業は経験値がものを言うが、訓練しなければ成長しない。
新規であれば、仕様を頭にたたき込むこと。
修正であれば、さらに朱から、お客の意図を探す。
これ非常に大事。端からやっても効率が悪くなる。朱を入れた人も人間だから、
朱入れからいろんな物が見えてくる。

5.正確さとスピードを付ける・・・素質の見極め
では、保存せずにもっかい最初から。15分で仕上げてね。
質問があれば、先に聞いて。15分中に、質問したらまたやり直し。
間違ってもやり直し。

●今日の成果
彼は15分をクリアした。
「縮められるとしたら、あとどれくらい?」と聞いたら、1,2分なら、と。
その読みは正しい。
何より驚いたのは、15分でやってといってスタートしたら、ところどころで画面を指さし確認してた。そして無駄な動きが見えなかった。
その姿勢がすごくうれしかったな。
早く正確に上げたいなら、1個1個を確実に終わらせる。
そういうことです。

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