この記事で、今更ですが、2003年ぐらいからやっているWEB入稿〜自動組版のサービス「WPS」って、SaaSモデルだったんだと。
だからASPって言う言葉がしっくりこなかったんだな。
レンダリングサーバ、ファイルサーバもシェアして導入コストを抑えましょう、というコンセプトで、なかなか上手く説明できなくて、お客さんはシングルテナントという意識、僕らはマルチテナントという意識があって、結構大変だったです。
苦労したのは、だいたいこのサービス自体が、前人未踏の世界なので、利用制限とかどうすればいいか、処理数の情報から後付の経験から積み上げて、今のサーバ、ネットワーク構成になっていきました。かなり無茶ですねえ。当時はとにかくWEB入稿と自動組版のソリューションを確立させて、もっとその先にいきたかったのでサーバや人的コストなどの内部コストも顧みずに結構投資しました。アプリは山本さんの作品なので心配なかったですが、その他の方が大変でした。でもハードもネットワーク、負荷分散、バックアップ、障害対応のセッティングなどかなり勉強させてもらったので、今となってはよい経験です。この辺りは、どんなソフトウェア、ハードで代用しようとしても穴はあるし、設置して終わりで無くて、常に進化していくものなので、職人技による完璧なセッティングが必要となる領域ですね。
今どちらかというと、SaaSは終わって、個々の会社さんにあった構成作りをすることの方が多くなってきているのが現状です。SaaSのサービスが個々の会社さんで特化し始めると自然とそうなってくるんじゃないかと。特に印刷系だと多種多様ですからね。
ということで、あけましておめでとうございます。
やっと一発目が書けた。。。
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