2008年8月5日火曜日

新連携/モノ作り〜東京国際フォーラムに行ってきました

新連携/モノ作り(東京国際フォーラム)が8月5、6日に行われています。
あまり知られていないですが、我が社も実は認定企業になってます。
ビイサイドプランニングさん(滋賀)がコア企業となって登録されてます。
「新連携」というのは、経産省の中小企業基盤整備機構が募集して認定する、別事業体が連携して新しいモノ作り、ビジネスを生み出すことを支援するものです。現在全国300社あったと思います。

僕たちは根っからの自動組版屋さん、今ではそれをひっくるめて、データをどう流して欲しい形を得るか、とういうことにシフトしていますが、その事業体と、広告会社であるビイサイドさんのサービス(今はとりあえず求人情報に特化)をくっつけた新連携です。

中小企業と言うことで、いつもの展示会のように大手メーカーが40小間占領するというような派手な演出もなく、でも地味じゃないところがステキでした。

いつもは現場で職人としてやってるんだろうな、という人たちが発する自信に満ちた受け答え、とてもマニアックな会話がとても心地よかったです。

展示会に参加していつも思い出すのは、「君たちが、自分たちがやりたいこと、やろうとしていることをきちんと形にして説明できるってのは素晴らしいことだね」という、ある巨匠のありがたい言葉です。
やりたいだけではダメだし、やろうとしているだけでもダメ。0を1にして、形にして説明する、ということの大変さと、すばらしさをこういうところにくると、再確認して、また頑張ろうと思えてきます。

また、今日久しぶりにお会いした方から、もう4年前にリリースして、今も全国各社で何百人という方たちが日々使っているシステムがあって、まだそこの会社さんは導入してないんですが、「やっぱりいいんですよね、結局ここに戻ってくるんだよね」と、言われました。

そうなんです。

モノの本質をシンプルに捉えてこそ、そして、いろんな気持ちをそこに注入し、それを提供する側として、「本来こうあるべきだ」というある意味わがままを貫き通すことも必要で、その真剣さが使う人にも伝われば絶対にいいモノになるんだということも再認識させてもらいました。

何が正しいのか、何が良いのかは誰にも分からない。
でも本当に正しいんだ、という自信と誇りを持たなければ、使っている人も不安になる。
当然お互いが知っていること、知らないことには違いがあり、お互いの思惑もある。
モノを作る側も使う側も一緒になって考えていく「協調」「共生」が今後のモノ作りのビジネスには絶対に必要だと思います。

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