2008年3月25日火曜日

内校の負担を減らすには

組版がアナログからデジタルに変わっていく中で、今に至ってもそうですが、内校のコストアップは甚だしい。

これに寄与してしまったのは、低価格のフォントとPSプリンタだと思うけど、作った頁をじゃんじゃん出せてしまう、この素晴らしき環境が、みんなをだめにしたと真剣に思うのですが、皆さんどうなんでしょう。

昔は出力したいデータを8インチのFDに書き出して、出力センターにチャリ(名古屋風に言うとケッタ)で、全力疾走して持って行ったから、修正漏れとか、ミスとかは無くて当たり前の世界。今は、間違いがあって当然。なければハイタッチなんだろうな。

そんな中、品質をぎりぎりで守る内校とか、お客さまもそうだと思うけど、負担増だと思います。

ミスしないような集中力も必要だけど、せっかくの機械たちなんだから、上手に使うことも考えた方がよいよ。

て、ところで、PDF、差分、比較などで調べた結果、
テキストレベルは、DiffDoc(開発で山本さんは評価してた)、頁レベルではACProで十分かと。
上手に使うことが前提だけど、効率化も含めた品質向上、要は作業におけるグレーゾーンを減少させるにはよろしいかと。

で、制作のおふた方が土曜日にいたので、声をかけたが、反応うすっ。AC7では、試してるらしい。本人によると、初校、再校戻りの時点で、変更がありすぎて、結局全部みなければいけない、とのこと。
まあ、そうなんだけどね、、、
責了とかで、画像差し替え間違えるとかあったじゃん、そういうのなくそうよ。とつぶやくのでした。

んんんん、でもXML(もしくはタグ付きテキスト)を使った組版の効率化と、ツールを使った校正の業務改善てのは、もうしばらく真剣に考えようかとおもっとります。

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